お問い合わせ ご質問はこちらから

サポートセンター

お客様からよく頂くご質問をまとめました。

Q1>
刈払機を一回も使用した事がありません。基本的な構造を教えてください。
Q2>
刈払機を購入しようと思います。ハンドルの形が違うものや、背負式もありどれを選べばよいのか分かりません。
刈払機にはどのような種類があるのですか?また、使用用途を教えてください。
Q3>
排気量別のパワーの差がわかりません。「排気量が多いとパワーがあるんだな」くらいしか分からないので、「この状況で使用するなら、この排気量の刈払機」を教えてください。
Q4>
箱入りの刈払機を組み立てたことがありません。組み立て方法と、注意しなければならないポイントを教えてください。
Q5>
刈払機を一回も使用したことがありません。操作方法を教えてください。
Q6>
混合ガソリンについてお聞きします。50:1の割合でとありますが、ガソリンの割合が50という意味なのでしょうか?
また、オイルにも2サイクルと4サイクルのオイルがありますが、どちらを使用してもよいのですか?
Q7>
混合ガソリンは、どのくらいの期間使用できるのでしょうか?
Q8>
1. ガソリンとオイルの比率を間違えた場合
2. オイルの種類を間違えた場合
3. 水が混入した場合
以上のような燃料を使用した場合、刈払機はどのようになるのでしょうか教えてください。
Q9>
替刃には、刃の細かいもの、粗いもの、チップのついたもの、コードタイプのもの等、多くの種類がありますが、違いを教えてくさい。
Q10>
230mmと255mmの替刃がありますが、どのように使い分けをすればよいのでしょうか?また、どのメーカーの刈払機にも適合するのでしょうか?
Q11>
ナイロン刃の取り付け方法を教えてください。また、使用する際の適正なヒモの長さと、注意点を教えてください。
Q12>
ナイロン刃に赤色、黄色、白色と色の違いがありますが作業効率に関係があるのでしょうか?
Q13>
ナイロン刃は、丸タイプと角タイプがありますが、どのような違いがあるのでしょうか?教えてください。
Q14>
刈払機の故障原因として多いのは何ですか? 自分で確認または、修理できる事があれば教えてください。
Q15>
刈払機の手入れ方法を教えてください。
Q16>
タンクキャップを無くしてしまいました。どのキャップを購入すればよいでしょうか?

Q1:刈払機を一回も使用したことがありません。基本的な構造を教えてください。

A1: 機械の構成(各部名称及び機能)

1. クラッチケース
エンジンと本体部の接続部に当り、エンジンの動力は遠心クラッチとクラッチドラムにて駆動軸に伝達されます。 遠心クラッチからクラッチドラムへ動力が伝わる(クラッチイン)エンジン回転速度は、おおむね3600~4200回転/分

2. 含油防振軸受
防振ゴムに内蔵された含油メタル軸受けがメインパイプ内部の5箇所にセットされており、駆動軸の振れを防いでおります。

TOP

Q2:刈払機を購入しようと思います。ハンドルの形が違うものや、背負式もありどれを選べばよいのか分かりません。
刈払機にはどのような種類があるのですか?また、使用用途を教えてください。

A2: 刈払機の種類

刈払機を大別しますと肩掛式と背負式に別れます。エンジン排気量20ccクラスの小形軽量の物から30ccを超える大型クラスまで種々あり、操作ハンドルと刈刃との組み合わせで、その用途は平坦地から、傾斜地、畦草から牧草、山の下草刈り、とその用途は広がります。

TOP

Q3:排気量別のパワーの差がわかりません。「排気量が多いとパワーがあるんだな」くらいしか分からないので、「この状況で使用するなら、この排気量の刈払機」を教えてください。

A3: エンジン排気量による分類

ナイロンコードをお使いの場合は26cc以上をお薦めします。

No エンジン排気量 使用用途(草の種類、使用場所) ナイロンコード
1 20ccクラス 家屋の周りや春先の柔らかい草、水田のあぜ草刈りに最適。 一部のみ可
2 23ccクラス 余裕を持って太目の雑草と太目のあぜ草刈りに最適。
普及軽量型
一部のみ可
3 26ccクラス 本格的草刈りに最適な万能タイプ。普及標準型
4 32ccクラス 使う場所及び草を選びません。
山林の下草刈りや太くて硬い草、又枯れ草にも最適。
TOP

Q4:箱入りの刈払機を組み立てたことがありません。組み立て方法と、注意しなければならないポイントを教えてください。

A4: 刈払機の組み立て方法

1.両手ハンドルの取付け
1)ハンドル左右をハンドル固定具の中心まで差し込みます。
2)ハンドルはメインパイプとほぼ直角にしてください。
3)六角ボルト4本を締め込み固定します。 図のように対角位置で少しずつ締め込んでください。

2.飛散防護カバーの取り付け
1)メインパイプ先端の矢印位置にカバーを合わせます。
2)付属の金具で上下から挟み込み、六角ボルト(2本)を左右均等に締めてください。

3.刈刃の取付け
1)保護手袋を着用し、本機を反対にしてギヤケースが上を向くようにします。 刃受金具の上に回転方向を合わせて刈刃を乗せ、刃押え金具を六角ボルト(左M8)で反時計回りに締め付けます。図のように六角棒スパナを差込、刃受け金具を回らなくしてから六角ボルトを付属のコンビボックススパナで確実に締め付けます。(付属のコンビボックススパナ以外の工具で締め付けないでください。)刃受金具の凸部に刈刃の中心の穴を図のように合わせます。
2)刃受金具(ギヤケース)に六角棒スパナを差し込み、刃受金具が回らないようにロックさせます。 (機種により差込位置が異なります。
3)左ネジ(ナット)を右に回して緩め外します。
4)刃押え金具(刃物ボスB)を外します。
5)刈刃は印刷面をしたにして、刃受金具のと粒と刈刃の取付け穴を合わせます。
6)刃押え金具(刃物ボスB)、左ネジ(ナット)の順に取付け2)と同じように刃受金具をロックさせ、左ボルトネジ(ナット)十分なトルクで締め付け固定します。
*締め付けトルク:18~21N・m(180~210kgf・cm)
7)最後に刈刃を手で軽く回して、ブレ、ズレのないことを確認しましょう。

注意

トルクの目安
およその目安として20N・mとは、六角ボルト(ナット)を締め込み止まった地点より1/4~1/5回転、さらに締め込んだ程度になります。
刈刃取り付けネジは左ネジです。
刃物は取り付け方向(回転方向)をよく確認して取付けます。

TOP

Q5:刈払機を一回も使用した事がありません。基本的な構造と操作方法を教えてください。

A5: 機械の構成(各部名称及び機能)

操作方法・始動

警告

始動は必ず、給油した場所から3m以上離れたところで行ってください。
換気の悪い場所で始動しないでください。
エンジンが始動するとすぐに刈刃が回転し始めます。リコイルスタータを引く時は、刈刃が地面や他のものに接触していない事を確認の上、充分に注意しながら行ってください。

注意

始動操作する前にもう一度刈刃、ギヤケースの取り付けにゆるみが無いか確認してください。
始動操作する前に周囲15m以内に人や動物が居ない事を確認してください。

1)プライマポンプを矢印側から押してください。半透明のオーバーフローパイプから燃料タンクに燃料が戻り、空気の泡が出なくなるまで何回も押してください。(燃料タンクに混合燃料を入れて最初に始動する時には、7~10回程度押す必要が有ります。)

2)エンジンが冷えている時には、チョークレバーを「閉じる:CLOSE」にしてください。気温が高い時やエンジンが暖まっている時は、チョークレバーを「開く:OPEN」にしてください。

注)チョークレバー操作(上、下)は機種によりまちまちですから、例えばレバーを上に上げたから「閉じる:CLOSE」とは、限りません。機種ごとの表示を確かめて、操作してください。

チョーク機能について
 ・「閉じる」と「CLOSE(クローズ)」は同じ作用を指しキャブレタに入る空気の通り道を絞る事により空気量を減らします。主に始動時に作用させます。
 ・「開く」と「OPEN(オープン)」は同じ作用を指しキャブレタに入る空気の通り道を一杯に開けた状態にする事で、始動時を除いて運転中はすべてこの状態にします。

3)リコイルスタータノブを軽く引き、重くなった位置から強く勢いよく引いてください。(その際、ロープを最後まで引かないでください。また、戻す時は、ノブを持ったままゆっくり戻してください。)ノブを引いたあと急に手をはなすと、リコイルスタータの故障につながります。

マジックスタートの場合は、始動方法が異なるため、取り扱い説明書をお読みください。

4)リコイル操作をし、エンジンが始動したら、エンジンの調子を見ながらチョークレバーを「開く:OPEN」にしてください。始動しなくても、初爆音が一回でもしたら、チョークレバーを「開く:OPEN」の位置にして再度リコイルスタータを引いてください。

*初めて「ババ!」と爆発した事を「初爆」と言います。

注意

初爆の音を聞き逃して、チョークレバーを「閉じる:CLOSE」のままリコイルスタータを何回も引き続けると、燃料がエンジンシリンダの中へ入り過ぎてエンジンがいつまで経っても始動しません。チョークレバーを「閉じる:CLOSE」で5~6回リコイルスタータを引いても初爆が無い(聞き逃した場合)は、チョークレバーを「開く:OPEN」にし、スロットルレバーを全開にして、リコイルスタータを5~6回勢いよく引いて始動してください。

操作方法・停止

1)スロットルレバーを、低速回転側いっぱい(アイドリング位置)に戻し、1分位冷却運転してください。冷却運転をしないでエンジンを停止するとバックファイヤーを起こし、爆発音を発生する事があります。

2)ストップスイッチを、エンジンが完全に停止するまで押してください。

警告

ストップスイッチの故障で、スイッチを押してもエンジンが停止しない時は、チョークレバーを「閉じる:CLOSE」の位置にして止めてください。
その後すぐ最寄りの販売店にてストップスイッチの修理を依頼してください。
修理が完了するまでは刈払機を運転しないでください。

注意

火傷防止のため、運転中及びエンジン停止後しばらくは、シリンダやマフラ等の高温部に触れないでください。

TOP

ページトップへ