●図のような各種保護具を着用しましょう。また、使用後 は十分に清掃してください。
●使用する薬剤の取扱い説明をよく読んで、用法、用量、使用上の注意を守って正しくご使用ください。散布量や薬剤の種類を間違えると、薬害を起こします。
●有機溶剤を含む薬剤のご使用はお控えください。有機溶剤はパッキン、ホース類を傷めやすい薬剤です。やむを得ずご使用される場合は、使用後に必ず清水で十分に洗浄してください。洗浄が不十分ですとパッキン、ホース類が損傷し、機械故障の原因になります。
●散布しようとする作物以外に農薬がドリフトしないように細心の注意をして散布しましょう。
① 風の弱い時に散布します。
② 散布の位置や方向に注意します。
③ 適正なノズルを使い適正な圧力で散布します。
④ 適正な量を散布します。
⑤ 園地の端部では特に注意します。
●散布作業は薬害を起こさぬよう、下記に注意してください。
①風上から風下に向かって作業する。
②朝夕の涼しい時間帯に散布する。気温が高いと薬剤の蒸気を吸込む恐れがあります。
③タバコや手についた薬剤が口から入らぬよう、喫煙・飲食は控える。
●作業が終わったら、全身をよく洗い、うがいをしてください。
●【ノズルの組立】
右図の順で接続し、噴霧機の吐出口に噴霧ホースを接続します。接続部のパッキンに傷や変形が無いか確認してください。
●【ネジの緩み、バンドの点検】
各部ネジの緩み、背負バンドに損傷(切れやホツレ)がないか点検します。損傷があった場合、背負バンドを交換してください。
●燃料の確認
2サイクルエンジンは、混合燃料をお使いください。現在、混合するオイルの種類が増えています。パッケージにはオイルの等級が記載されていますので、等級に合わせて調合してください。
※4サイクルエンジンは、取扱説明書を参照してください。
●エンジン回転
作業時のエンジン回転は、右記を目安にしてください。
●ポンプについて
薬液が無くなったら速やかにスイッチをOFFにしてください。空運転を続けるとポンプが破損します。
●【本体部 - 薬剤タンク、ホースなど】
・タンク内を清水で洗い流し、ストレーナを洗浄します。
・薬剤タンク内に約1Lの清水を入れポンプを回し、水がなくなるまでノズルから散布します。
・噴霧ホースを外し、ポンプとホース内の水を抜きます。ポンプの水を抜かないと冬期凍結により破損します。
●エンジン部
次回の使用まで10日間以上ある場合は、タンク・キャブレタ内の燃料を抜き取ってください。
エンジン各部にゴミが詰まっていると、エンジン不調の原因になります。必要に応じ清掃してください。
※必ず取扱説明書をお読みになってからご使用ください。