安全作業のために 製品を安全に正しくお使いいただくためのワンポイントアドバイスです。

ヘッジトリマー

作業の服装と防護具

●図のような各種保護具を着用しましょう。目を保護する保護メガネなども必ず使用してください。

●保護メガネを着けないで作業すると、飛散物が目に入って失明等の重大事故を起こす危険があります。

作業の服装と防護具
使用前のチェック

●各部のネジを点検し、緩みのあるところは増締めしてください。

●ヘッジトリマーの刃はとても鋭利ですので、素手で刈刃をさわらないでください。

●刈刃に損傷・変形がある場合は、新しい刃と交換してください。

使用前のチェック
作業中の注意

●複数での作業
ヘッジトリマーを持ったまま振り向いたりすると、往復する刈刃で人を死傷させます。 15m以内に人がいないことを確認し、機械を始動してください。次の場合は、必ずエンジンを停止してください。

 ・機械から離れるとき
 ・刃に噛み込んだ枝を取り除くとき
 ・燃料補給のとき
 ・各部の点検・整備・清掃のとき

作業中の注意
健康維持への配慮

●連続作業は、疲労による事故の原因になります。1回の連続作業を10分以内とし、作業後は休憩を取ってください。
1日の作業時間は2時間以内にしてください。夏場の作業では熱中症にならないよう、適度な水分補給を行ってください。

健康維持への配慮
刈りかた

ハシゴの上や不安定な場所での作業はやめましょう。
刈る枝の太さは7mm以下にしてください。

①上面刈り
機体を水平にし、刃先を刈る方向へ少し下げ、体を軸 に円を描くようにすると上手に刈れます。

②側面刈り
機体を垂直にし、刈刃を体からできるだけ離し、下から上に向かって刈るときれいに刈れます。

刈りかた
燃料の確認

●2サイクルエンジンは、混合燃料をお使いください。現在、混合するオイルの種類が増えています。パッケージにはオイルの等級が記載されていますので、等級に合わせて調合してください。

※4サイクルエンジンは、取扱説明書を参照してください。

燃料の確認
作業後のチェック

●エンジン部

作業後のチェック エンジン部 次回の使用まで10日間以上ある場合は、タンク・キャブレタ内の燃料を抜き取ってください。 エンジン各部にゴミが詰まっていると、エンジン不調の原因になります。必要に応じ清掃してください。また、点火プラグの点検・清掃を行いましょう。

作業後のチェック 刈刃

●刈刃
保護手袋を着け、刈刃の清掃を行い損傷の有無を点検してください。刈刃の合わせ面に粘度の低いオイル(2サイクルオイル、4サイクルオイル、マシン油等)を注油してください。

作業後のチェック ギヤケース

●ギヤケース
ギヤケースのグリスニップルより、耐熱用リチウム系グリスを注入します(10時間ごと)。グリスポンプを使用し、グリスニップルよりグリスを注入してください。各部のボルト・ナットの緩みを点検し、必要に応じ増締めしてください。

※必ず取扱説明書をお読みになってからご使用ください。


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