不屈の技術力と半永久の誠実さ不屈の技術力と半永久の誠実さ
丸山グループでは、設計・製造から販売・アフターサービスまでグループ内で一貫して行っております。
販売部門と設計・生産部門が一体となることで、全国のお客様の声をダイレクトに入手し、
情報やデータを全社で共有することにより、よりお客様のご要望に沿った提案を可能としています。

INTERVIEW
社員インタビュー

丸山の強みである
「技術力・販売力」を軸として、
新規事業に果敢に挑戦

挑戦することを評価してくれる社風

丸山制作所の社風として、意思統一の速さを感じます。今やらなければいけないことに対して、それぞれの立場で非常にスピード感をもって取り組むことができています。また、当社は、農業分野を柱とした機械製品のメーカーですが、実は様々な産業分野にも製品を提供しています。当社の製品が多くのインフラの下支えをしている、という意味で社員は誇りをもって業務にあたっています。
創業から125年という当社の長い歴史の中で諸先輩方が築き上げてきた実績や経験から、多くのことを学ぶことができます。それらを参考にしながら、私たちは、個々の想いや意気込みを日々の仕事に反映させています。製品づくりにおいても、営業面においても、社員一人ひとりの強い気持ちを会社はとても大切にしてくれます。年齢や経験にとらわれず、強い意気込みを持って挑戦する社員を会社や先輩方が力強くバックアップしてくれますので、若い私たちにもチャンスが与えられていると感じています。失敗を恐れず挑戦することに対して評価してくれる社風があると思います。

営業と開発が連携してプロジェクトを推進

ウルトラファインバブルは目に見えないほど小さな泡で、水自体の洗浄効果を高めたり、生物の生理を活性化するなど様々な働きがあります。農業および工業分野で長年培ってきた丸山独自のポンプ技術をさらに発展させ、ウルトラファインバブルを効率良く発生させる「ウルトラポンプ」を実現しました。
プロジェクトの中心の1つは農業分野となります。ウルトラファインバブルによって農作物の収量を増やすなど、農業の効率化に貢献します。ただ、ウルトラポンプは、農家の方に買っていただき、単に使っていただければよいというものではありません。農家の方のノウハウとセットで、はじめておいしい農産物を効率よくつくるという目的を達成できるアイテムです。そこで、当社の全国にある営業所を通じて構築した、農家の皆様とのネットワークが大きな強みとなります。営業所で収集した農家の方々の声を開発にフィードバックし、よりよいアイテムに育てていくことが大切です。
ウルトラファインバブルにはまだまだ多くの可能性が秘められており、農業分野に限らず、洗浄、除菌、育成向上、鮮度保持など様々な産業分野への活用が見込める最新の技術です。日々新たな課題に直面しますが、大学や協力企業の協力を得ながらひとつずつ解決に向けて取り組んでおります。
今後も営業と開発がそれぞれの責任を果たすとともに、全社一丸となったウルトラファインバブル推進の旗振り役を果たせる様、連携してプロジェクトを推進してまいります。

インド向けBSAの開発・
販売の設計・営業担当者

心掛けているのはお客様の声を聞き
自分の目で確かめること

インドの人口は約13億人と世界第2位で、耕作面積も非常に広く米や綿花の栽培が盛んです。海外からの投資も多く、どの分野でも無限の可能性が広がる魅力的な市場と言えます。そのなかで、現地の企業と組んでインド向けBSAを導入し開発・販売を行っています。インドは自然環境、生活環境が日本と比べて大きく違います。夏は非常に暑く、場所によって気温が50度になることもありますし、衛生環境も良くありません。
このような厳しい環境に対応したシンプルで頑丈な製品を作らなければなりません。米とか麦とかも作られていますが、インドは綿花の一大生産地で生産量は世界第1位です。農薬の散布量も日本とインドでは違うので、薬剤の散布などの設計には苦慮しています。

一つ一つの原因を突き止め工場にフィードバック

心掛けているのは、お客様の声を聞いて自分の目で確かめることです。これは会社の上司、先輩にも口酸っぱく言われ、身をもって体感しました。インド市場は我々の想像をはるかに超えています。使い方、環境、インフラによるトラブルも発生していますので、一つ一つの原因を突き止めて設計の工場にフィードバックしております。
日本ですと、ほ場(農産物を育てる場所)に向かう道は整備されており、水源が近場にある場合がほとんどです。しかし、インドの場合はほ場や水源に向かう道はでこぼこで、水源まで往復30分ほどかかる場合があります。機械を載せるトラックがないため、直接機械に乗ってほ場や水源までのでこぼこ道を自走するので足回りに大きな負荷がかかってしまいます。日本で通じる常識がインドでは通用しないのです。
現地に対応したものづくりとしては、地域や社会性を踏まえて開発することを大事にしています。設計するにあたっては、お客様の要望する機能に合わせることが第一で、使用する環境、国民性、作る作物を反映させてお客様が使いやすい機械を作っていくことを心掛けています。

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